
今回初めて自身のコラムを不定期ですが、発信していくことになりましたのでよろしくお願いいたします。
そこで早速ですが、最近、10年前に頚椎と腰椎の手術をした60代の人が、今年の6月に交通事故で、右脛骨の内下と第1、第2中足骨近位部を骨折し、手術をしたのですが歩行困難となり、友人の紹介で当院に杖をついて来院して来ました。
運がないというか本当に不運な人だなと本人には申し訳ないが、その時つくづく思いました。
仕事は訪問マッサージをされているそうです。なんとか治せるものなら治して上げたい。
改善できるものなら改善させて上げたいと、その時強く心に思ったのです。
状態を見てみますと、踵骨は内方にずれて、距骨は外方に微妙にずれていることが分かりました。第1~第3中足骨付近まで浮腫でパンパンになっていいます。
さあ、どうやって治療をしようか悩みましたが、はじめに、筋肉反射検査(AK)を使い右足根骨をタッチ&トライしながら一つ一つ調整していきました。
その結果、かなりの効果があり、最後にテーピングをしてその日は帰って頂きました。4時間後に本人から電話があり、足が安定して杖なしで帰れましたと喜びの報告がありました。
一回の治療でこれだけの改善が見られたということは、今後何回かの治療で完治できるものと確信しています。