膠原病(シェーグレン症候群)が、改善した。
患者:女性74歳

74歳になる婦人が腰痛で来院してきた。当院で良くなった人の紹介らしい。
約2か月間、整形外科に休診日以外はすべて通院していたが、一向に改善しないという事で、通院するのが疲れてしまって、止めてしまったそうである。

この患者さんの主訴である。
1. 腰痛
2. 咳が止まらない(咽喉がくすぐったい)
3. 3か月前から左の親指付け根が痛い。(鍋や、フライパン等が持てない)
4. ドライアイ、ドライマウース(膠原病・シェーグレン症候群)

腰痛は、2回の治療で改善した。原因は、腰椎3番~5番の転位である。
咳の方もかなり軽減して出なくなった。
左の親指付け根の痛みも改善した。

この患者さんは、実は数十年前から膠原病のシェーグレン症候群だと言ってきた。
主訴は、涙が出ない、唾液が出ないという事でプレドニン(副腎皮質ホルモン剤)の薬を飲み続けてきたが症状の改善は見られなかったが、わずか1回の腰痛治療をしている経過の中で、舌の下から唾液がにじみ出てきたのである。これには、患者さんも私自身も驚いてしまった。

その後、数回の治療で改善しました。