私は抗ガン剤の治療を始めて1年と6カ月になります。
最初食欲がなくなり、上腹部に痛みと自分で触ることができる程シコリが大きくなり病院で検査の結果、大腸ガンと肝臓に転移性のガンが発見されました。
大腸ガンは手術で摘出しましたが、肝臓のガンは肝臓のほとんどを占めて抗ガン剤が効かなければ余命1~2カ月でしょうと宣告されたと家族から聞きました。

幸い抗ガン剤が効いて、1年と6ヵ月経った今は左右の肝臓に最大直径6~7㎝のガンといくつかの小さなガンになりました。本当に医学の進歩に感謝しています。
ただ、楽になったとはいえ抗ガン剤の副作用である「ダルさ」と「シビレ」にはまいります。特に手足の「シビレ」と感覚異常は治療に入る前から言われていましたが、想像以上の辛さでした。
どのような症状かというと

1. 足の「シビレ」。長時間正座した後のような感覚
・足元がおぼつかなく転びやすい
・足首の感覚がなく、捻挫しやすい
・靴をはいた感じがしない
・スリッパ・つっかけは脱げてもわからない
・常に冷たく夏でも靴下がかかせない

2. 手の「シビレ」。恋人に添い寝して腕枕を長時間した様な感覚
・指先がジンジンして物を持っても落としてしまう
・握力がなくなる
・冷たい水や物に触れない
・字が書けない
・ボタンがとめられない

抗ガン剤の副作用には「吐気」とか「血圧が上がる」というのもあるそうですが、私の場合「吐気」はほとんどなく、「血圧の上昇」は降圧剤でコントロールできています。

つらい抗ガン剤の副作用と闘っていた時、同じ病気と症状のSさんという方から「加藤治療院」のことをお聞きしました。抗ガン剤の点滴が終わった後で加藤先生の治療を受けると「ダルさ」と「シビレ」が楽になると言うのです。

私も早速受けてみました。そうしたら点滴後にある、いつもの「ダルさ」はなく「シビレ」もずいぶん楽になります。病院では「ダルさ」と「シビレ」は治療の為にはある程度仕方がないというのです。でも、私は加藤治療院で楽にしてもらいながらガンと闘って行きます。